目次
前回記事
はじめに
Java 開発を始めるには、Java Development Kit (JDK) と統合開発環境 (IDE) のインストールが必要です。本記事では、JDK のインストール方法と Eclipse のセットアップ手順を詳しく解説します。
JDK のインストール
1. JDK のダウンロード
JDK は Oracle 公式サイトからダウンロードできます。
- Oracle JDK ダウンロードページにアクセス。
- 最新の LTS(長期サポート)版を選択し、お使いの OS に適したインストーラをダウンロード。
2. JDK のインストール
Windows の場合
- ダウンロードした
.exe
ファイルを実行。 - インストール先ディレクトリを選択し、「Next」ボタンをクリック。
- インストール完了後、「Close」ボタンをクリック。
macOS の場合
.dmg
ファイルを開き、インストールウィザードを実行。- 画面の指示に従ってインストール。
- インストール完了後、ターミナルで以下のコマンドを実行してバージョンを確認。
java -version
3. 環境変数の設定
Windows の場合
- 「コントロールパネル」 → 「システム」 → 「システムの詳細設定」 → 「環境変数」を開く。
- 「システム環境変数」の「Path」を編集し、
JDKのbinフォルダのパス
を追加。
macOS の場合
- ターミナルを開き、以下のコマンドで
.bash_profile
または.zshrc
を編集。nano ~/.zshrc # または ~/.bash_profile
- 以下の行を追加。
export JAVA_HOME=$(/usr/libexec/java_home) export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
- 保存後、以下のコマンドで設定を反映。
source ~/.zshrc # または source ~/.bash_profile
Eclipse のインストールと設定
1. Eclipse のダウンロード
- Eclipse 公式サイト にアクセス。
- 「Eclipse IDE for Java Developers」を選択し、適切な OS 用のインストーラをダウンロード。
2. Eclipse のインストール
Windows の場合
- ダウンロードした
.exe
ファイルを実行。 - インストールするパッケージを選択し、「Install」ボタンをクリック。
- インストール完了後、「Launch」ボタンで Eclipse を起動。
macOS の場合
.dmg
ファイルを開き、Eclipse をApplications
フォルダへドラッグ。- 初回起動時にワークスペースの保存先を選択。
3. Eclipse のセットアップ
- Eclipse 起動後、
ウィンドウ > 設定
からJava > Installed JREs
を開く。 - 「Add」ボタンをクリックし、インストールした JDK のパスを選択。
- 「Apply and Close」で設定を適用。
まとめ
JDK と Eclipse のインストールおよび基本的な設定が完了しました。これで Java 開発の準備が整いました。次のステップとして、基本的な Java 文法やプログラミングパラダイムを学びながら、アプリケーション開発に取り組みましょう。